日吉町まちづくり推進協議会

常柄の紹介

この地区の行事

祭礼行事

常道地区の神明神社で毎年11月23日に実施されているお祭りに『甘酒祭り』というものがあります。五穀豊穣と病気平癒を願い300年以上前から実施され、過去に一度中止をしたときに疫病が発生したことから、再開されたといわれており今も続けられています。

甘酒造りは常道地区のその年の杜元となった家が、過去から受継がれた方法により祭りの日の一週間前から仕込みをし、温度変化に注意しながら美味しい甘酒を木の桶に2杯(約70リットル位)を造ります。最近では部落への疫病防止の守り神「秋葉様」と「金比羅様」で各家で餅を持ち寄り、餅投げを実施した後に神明神社にて区民や親戚が集まりその年の甘酒を飲みながら出来栄えを評価し祭りを盛り上げています。

この地区の観光

常道の治良霊神碑と柄石の薬師如来石像

常道平の山中に、奉齋治良霊神御璽と刻まれた高さ一mあまりの碑が建てられています。
 碑の側面に天正十九年(一五九一)と彫ってあり、年号を彫った石造物としては日吉で一番古いものと言われています。
これには、伏見から岩村への上使福原大八郎治良という人が石川五右衛門に殺され、その首を葬った所に建てられたものとの伝説があります。
 地元の方はジラ神様(がみさま)と呼んで昔は年に一度祭りをして、トリノコを供え、一重持ち寄って直会を行い、正月には門松も立ててみえたということです。
 なお、たいへん古い話なので、治良霊神をハルナガレイジンと読むのか、ジロウレイジンと読むのか、またジラレイジンと読むのか、正しい読み方はわかりません。
柄石の旧中街道柄石峠道路傍の岩の上に、馬頭観音と並び薬師(やくし)如来(にょらい)が祀(まつ)られています。
薬師如来の石像は市内でも数少なく、路傍の単立薬師如来としては日吉中でこの一体だけかと思います。享保六年(一七二一)の建立で、両手で薬壷を捧げた姿が浮彫りされています。

薬事如来の石像
治良霊神碑

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