日吉町まちづくり推進協議会

南垣外の紹介

南垣外
南垣外

この地区の行事

夏祭り

区としての行事が少なかった南垣外区では、区民が一同に会して親睦を深められる機会をということで、有志による実行委員会が設立され、区及び各種団体と共に始めました。この夏祭りのメイン行事としまして、子ども会による灯篭制作があります。毎年子どもたちにより作り続けてきました灯篭は、今では200基近くになります。この灯篭の灯りが集会場前の道路をぼんやりと照らし、幻想的な情緒をかもし出してくれています。もう1つの特徴として、中学生らによる自主参加のバザーがあげられます。子どもたち独自で毎年趣向を凝らしたバザーをとり行ってくれています。南垣外名物の「玉せん」もこの中学生の発案から誕生しました。

どんど焼

冬の風物詩は1月の第二日曜に行うどんど焼です。どんぐり子供会の協力を得て、子供達火神様の点火により区民安全と健康を炎と煙に託します。家から持参の料理を食べながらみんなで話し合える、ふれあいができる場となっています。

この地区の観光

南垣外の磨崖仏 500-600years old Carved Buddha

 磨崖仏(まがいぶつ)というのは、岸壁や自然の岩に線彫りや浮彫りで彫刻された仏像です。日本では、平安時代に多く作られていますが、瑞浪市には例が少なく、この磨崖仏は貴重な存在として昭和42年に市の文化財に指定されました。南垣外字南三本松、石神(いしがみ)から鬼船(おにむね)の方へ通じる古い小道の傍らに高さ230センチほどの大岩があり、その南面に全長が155センチ、肩幅48センチ の地蔵(じぞう)菩薩(ぼさつ)が線彫りで刻まれています。左手に宝珠(ほうじゅ)(何でも思いのままに出してくれる珠(たま))、右手に錫(しゃく)杖(じょう)(頭に金属の鐶がついた杖)を持つおだやかな表情の地蔵様です。製作年代は彫ってありませんが、像の彫り方から室町時代(5〜600年前)のものといわれています。なお、石神道の途中にある岩にも小さな仏像らしきものが彫ってありますが、どういうものかわかりません。また、鬼船へ上る道の傍に(今は林の中になっていますが)観世音菩薩をまつった碑や庚申仏(こうしんぶつ)、金毘羅(こんぴら)様が祀(まつ)られていた立派な石造の祠(ほこら)があり、この土地の人々の信仰の深さを伝えています。

酒波神社(さかなみじんじゃ) Sakanami Shrine

美濃国神明帳という平安時代、国の帳簿に正一位として記載されている古くて格式の高い神社。永禄元年(1558)に火災に遭い、翌年再興。その時に植えた杉、桧などが大樹老樹となって森厳な杜をつくっています。また古くから日吉全体のお宮(惣社・郷社)として人々の崇敬を集めてきました。

寺洞・井ノ口横穴古墳群 Terabora-Inoguchi Antient Grave Yard

増福寺近くに横穴古墳が5基残っていますが、いずれも小規模なものです。

酒波神社

日吉には、幾つかの心が洗われるような場所がありますが、南垣外区にある酒波神社もその1つです。酒波神社の歴史は古く、千二・三百年前には、多くの人から愛され、既に祀られていたそうです。
神社の鳥居からの脇参道を上がって行く時、いつも心が軽くなり、心身共に浄化される思いです。参道を抱くように覆い茂る杉や檜の林の間を歩きながら、大きく深呼吸をして清々しい気分になります。疲れた時、いつもお宮に行って浄化しています。
「浄化」と言うと、最近の言葉で言うと「デトックス」という言葉をよく耳にします。私達は、日々の生活の中で知らないうちに、身体に不要な物を入れてしまっています。食品添加物・大気汚染。そして、脳が感じる様々なストレスです。これらが体内に入り込んだ時に発生すると言われるのが「活性酸素」です。悪玉の活性酸素が発生すると、病気の原因になるといわれます。不要な物を体外に出すことが「デトックス」なのです。現代では、いろいろな方法でデトックスの紹介が数多くありますが、精神的なデトックス法として、今、注目があるのが「パワースポット」です。その場所に行くと、浄化され、癒される。そんな場所なのです。酒波神社は、そんな自慢出来る名所のひとつでもあります。マイナスイオンが多く発生している事も一つの要因ですが、視覚から入ってくる、自然や、神聖なお宮のたたずまいに癒されるのでしょう。
いきいきと健康な毎日を送る為に、「心のデトックス」をしに、神聖な精霊たちが宿る歴史の古い酒波神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。こんな素敵な場所を町外の方にも知って頂いて、訪れてくださる皆さんが、心身共に浄化できたら素敵ですね。日吉の自慢の大切な財産です。


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