日吉町まちづくり推進協議会

田高戸の紹介

田高戸の石仏群
田高戸の石仏群

この地区の観光

田高戸の石仏群(たこうどのせきぶつぐん)

田高戸公民館の横に、十七体の石仏が祀まつられています。
まん中に、元禄十年(一六九七)建立の南無阿弥陀佛の名号碑と、明治二十四年の西国三十三所祈願の碑があり、その両側に合わせて十七体の石仏が並んでいます。
そのうち、十二体が三十三所観音の一部で、どういうわけか四番から十五番までが揃っています。いずれも高さ四五?〜五〇?の小形ですが、同じ時代に同じ人によって作られたと思われる実に美しい像です。舟形ふながた光背こうはい(仏像の後ろにつける舟のような形をしたもの)から丁寧に浮彫りされていて、日吉にある多くの三十三所観音のうちでも特に美しい石仏です。
三十三体作られていたものの一部なのか、何かの都合で四番から十五番までを作って祀ったのかわかりませんが、内訳は次の通りです。

  • 千手観音せんじゅかんのん(手がたくさんある)三体
  • 十一面観音(頭の上にたくさんの顔)四体
  • 如意にょい輪りん観音(頬に手をあてて考える姿)三体
  • 不空羂索ふくうけんじゃく観音(人々を救う網を持つ)一体
  • 准胝じゅんてい観音(十一番霊場の御本尊)一体

三十三所観音以外の五体は高さ六十?〜七十?と少し大きいものですが、石の質がやや粗く彫りも幾分不鮮明です。
しかしいずれも、長い年月人々の信仰が捧げられてきた尊さをあらわしております。

美濃歌舞伎博物館「相生座」 (みのかぶきはくぶつかん「あいおいざ」)

相生座は歌舞伎上演をやめてしまった2つの劇場を合体して再生復元されたもので、昭和51年8月と10月に美濃歌舞伎保存会による講演が行われています。収蔵資料も多く、その内の衣装3点が市指定文化財になっています。

尋河神社(ひろかわじんじゃ)

酒波神社(南垣外区)とともに美濃国神明帳に載っている古い神社。田高戸の滝でピカピカ光る丸い石を拾ってきて御神体にしたという伝説のある神社です。


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