日吉町まちづくり推進協議会

半原の紹介

半原小籏の馬頭観音
半原操り人形浄瑠璃
半原操り人形浄瑠璃
半原小籏の馬頭観音 半原操り人形浄瑠璃 半原操り人形浄瑠璃

半原区の行事

祭礼行事予定

半原 日吉神社例大祭

毎年4月14日に近い日曜日に神社にて、半原操り人形浄瑠璃の式三番叟が、奉納されます。まずは子供(小学生)たちによる、素踊り(子供たちが体で踊る舞)が上演され、次に青年による、三体の人形が舞う三番叟が奉納されます。

半原文楽の日

毎年10月に半原公民館「文楽館」において定期公演を行っています。平成18年度は、1.斜城阿波の鳴門(これは小学生による演目)子供たちも一生懸命演じ「おひねり」の山でした。2.壷坂霊験記 3.絵本太功記十段目 4.御所桜堀川夜討(弁慶) 3外題を半原操り人形浄瑠璃保存会で演じます。3時間近い上演で、沢山の方がご来館下さいました。その他、文楽サミット(18年度は養老町)他1〜2回毎年公演に出かけます。

半原操り人形浄瑠璃

江戸時代、宝永・正徳の頃(1704〜1715)淡路の人形つかいから伝授されたのが始まりと伝えられています。今も、保存会の皆さんの努力によって継承され、毎年日吉神社の例祭(4月)に奉納されています。また、昭和50年に半原文楽人形収蔵庫ができて、県の文化財になっている頭78点、衣装80点などが大切に保管されています。


半原区の名所・旧跡

半原小籏の馬頭観音

全国的にみると、ふだん見かける石仏で最も多いのは、地蔵様だといわれていますが、この地方では馬頭観音が一番です。
渡辺俊典氏著「ふるさとの石仏」によると、市内には二百体ほど建てられているということで、その内最も古いのが、小籏の馬頭観音です。
今の県道を少し外れた畑の中の小道に沿って、南無阿彌陀佛の念仏塔と並んで祀(まつ)られている、三面八臂(さんめんはっぴ)(顔が三つで手が八本)の立派な像です。享保十八年(一七三三)に建てられており、昔は今の小道のところが主要道であったことを物語っています。

馬頭観音はその名の通り、頭上に馬の頭をいだいている仏で、本来は「霊力を持った馬のように、生死の大海を駆(か)け巡(めぐ)って人を救う仏」として信仰されていたのですが、やがて、馬を守る仏として、馬の供養や馬を使った旅の安全を祈る仏となりました。

日吉にもずいぶんたくさんの馬頭観音がありますが、いずれも馬との関係で祀(まつ)られたもののようです。その多くは、一面二臂の小形のもので、角柱や自然石に馬頭観音とか馬頭観世音と文字を彫ったものもあります。
三面八臂の立派なものは、何人かの力で建てられ、小さな像はおそらく個人で祀(まつ)ったものと思われます。


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